- FOR SALE - 66` FORD RANCHERO 1 family owner car

 

1966 FORD RANCHERO California 1 family owner car 

本日は BG VINTAGE TRUCKS より
ビンテージ ピックアップトラックの販売車両のご紹介です。

*2025年10月27日 バイク積載時の写真等を追加いたしました。


BLUE GROOVEでは、ビンテージハーレーと一緒に
アメリカで毎年数台、レアなビンテージ オリジナルトラックの
買い付けをしています。


今回ご紹介させて頂くのは、こちらは1966年FORD ランチェロです。
スタンダードモデルでは、ストレート6モーターが多い中
こちらはオリジナルの289 V8エンジン /  3 スピードオートマティックミッション(C4)が
搭載されている貴重なオリジナル車です。


新車からのワンファミリーオーナーカーである事や
オリジナル V8 エンジンが搭載されていたのも、買い付けを行った理由です。

そして新車より約60年間に渡りドライな環境である
カリフォルニアのセントラルコーストで生涯を過ごして来ただけあり
錆の浸食によるダメージも一切ないストレートボディーです。



機関系は非常に調子が良く、ミッションの変速ショック等も違和感無く良く走ります。
アメリカの提携HOT ROD ショップでベイシックな車体整備を行ってもらった後
BLUE GROOVEに到着してからも各部の改善を重ね
オリジナル仕様+都市部の渋滞による熱対策などを行い、
ビンテージカーとしての心得を前提にした使い方であれば、日常の足で使える程の
コンディションまでアップデイトを行ったデイリードライバーとなっています。



以下はBLUE GROOVEでアップデイトを行った個所です。

・エーデルブロックNewキャブレター交換
・ウォーターポンプ新品交換
・サーモスタッド交換
・NEWアルミラジエーター交換
・リザーバータンク取り付け
・電動ファン取り付け
・デスビ交換 (Electric Ignition) 
・バッテリー交換
・エンジン 水回り洗浄
・ファンベルト交換
・メカニカルフレックスファン交換
・ファンシュラウド取り付け
・キャビン / ベットパネルシーリング
・ベットドレンホール洗浄
・輸入新規3年登録 (3ナンバー)

その他にも、アメリカでシッピング前に主に以下の整備を行っています。

・マフラー引き直し
・タイヤ交換
・オイル交換
・ブレーキ回り整備

ブレーキはオリジナル仕様のノンパワーの4輪ドラムブレーキですが
ビンテージカーの仕様に乗っ取った適切な車間距離を保っていれば
問題なく停まる事が出来ますが、この後同年代のオプションパーツである
パワーアシストブースター付きのマスターシリンダーに変更予定ですので
ドラムブレーキのままであっても更にストッピングパワーを得られるようになります。


この年代のFORD ランチェロは1966年と1967年のみのボディースタイルで
翌68年より大型化されるボディーサイズに対し
同年代のシボレーエルカミーノと比べてもナローで
一回り小ぶりなサイズとなっており、車検証上では
横幅が180センチ 長さ505センチ 高さ 141センチとなっていますので
日本の都心部での運転もしやすく狭い駐車スペースでも安心して停める事が出来ます。


シボレーEl CaminoがパッセンジャーカーのChevelleをベースに造られた事に対し
この 3rd ジェネレーションのランチェロはFORDのミッドサイズのパッセンジャー
 Fairlane をベースにライトウェイトのピックアップトラックとして作られた
キャラクターのある車です。


こちらのランチェロのオリジナルカラーはWimbledon White ( code 8378)であり
その車歴では一度ゴールドが塗られ、更に現在のマルーンカラーが
オーバースプレーされており、その長い歴史が垣間見れます。
オリジナルペイントの Wimbledon White もインテリアのフロアなどで確認できます。


インテリアもオリジナルをキープし、シートの破れ等も無く、
年式を考慮すると比較的状態が良いです。
シートとカーペットは一度取り外し洗浄致しました。



オリジナルのステアリングと共にFORD車らしいダッシュボードと計器類のデザインで
オリジナルのラジオも使用可能です。


オリジナルのステアリングとホーンリング
タコメーターや他計器類、ハザードランプなども追加されており
前オーナーの細かな気配りや、車に対して愛情をもってケアされてきた事が見て取れます。



荷台のベッドにはテールゲートを倒した形で、コンパクトなChopperや
アイアンヘッドのスポーツスターなど十分に積み込む事が可能です。


アイアンスポーツスターは斜めに積み込みテールゲートを閉じる事が出来ます。






こちらはナックルヘッドのローラーです。
こちらも斜めに積み込むとテールゲートを閉じる事が出来ます。


こちらは車体を真っすぐに積み込んだ際のイメージです。
車体の長いバイクは、この様にテールゲートを開けた状態で積み込む事が可能です。



車体には前オリジナルオーナー時代のステッカーなどが残っています。
中でもANTIQUE AUTOMOTIVE CLUB OF AMERICAのステッカーは
オーナーさんがカーガイであった事を伺い知れます。


前オーナーさんは長年LOMPOCのエアフォースに勤務されていた様で
このランチェロで基地に出入りしていた様です。
このステッカーの他にも、エアクラフト関係の配管パーツが使われていたりと
基地の整備関係の仕事に従事されていた様な気がします。



こちらはベッド/キャビンの追加の仕切りに使われていたパネルで
軍事関係の鉄板が使われていた様です。キャビンのフロアーには
オリジナルペイントのWimbledon Whiteが確認できます。



こちらもパネルの裏側にはメモ書きが残されていました。

1968年6月8日 R.F Kennedy buried Today

軍人であったオリジナルオーナーにとっての最高司令官である当時の大統領の
ジョン F ケネディー氏が1968年の6月6日に暗殺されました。
その二日後「6月8日に埋葬された」とのメモ書きです。
それは現代でも世界中で語られる、アメリカの時代背景を表す歴史的な事件です。

1966年の新車時から2年経過し、このパネル部分のシーリング作業を
行っていた際にメモ書きされた物だと思いますが、今回それ以降50年以上が経過し
現れたオリジナルオーナーからのメッセージの一つです。



他にも1985年2月14日のメモ書きで”リアショックの交換”の
記述がパネルに残されていました。


バンバーには、アメリカの大手保険会社 FARMERS INSURANCE GROUP のステッカーが
残っています。このデザインは1940年代から2013年までのバージョンだった様で
これらも車の歴史やスートリーを紐解くヒントとなります。

日本での車歴が長く複数オーナーに所有されたビンテージカー程、
その当時のアメリカ現地の空気感は薄れていく傾向があると思います。
こちらの66`Rancheroは、アメリカワンファミリーオーナーカーという事もあり
そのヒストリーの引継ぎに近い物となるでしょう。



これらは車に付属して来たオーナーズマニュアルですが、
各ページには沢山のメモ書きが残されており、アンダーラインが引かれていたり
整備記録、ブラケット制作時の簡単な図面なども残されています。



1969年2月13日のレシート



1979年5月14日のレシート
その後80年代までの記録が残っています。



こちらは新車時のナンバープレート取得前の仮ナンバーにあたる
ペーパープレートのコピーです。



この様なコピーが残っていることは非常に稀な事であり
やはりワンファミリーオーナー車所以のヒストリーです。
















66` FORD RANCHERO 
販売価格 (税込み)¥3.980.000-
3 ナンバー登録
車検  R10  5月

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