- FOR SALE - 1951 PANHEAD SURVIVOR CHOPPER

 



1951年パンヘッド・サバイバーチョッパー
販売車両のご紹介です。



ベース車両はニューメキシコ州で1981年の登録を最後に
約40年間ガレージで眠っていたサバイバーチョッパーで
2022年にブルーグルーブで買い付けをし日本へ持ち帰りました。


オリジナルHD純正パーツで構成のパンヘッドモーターは
過去にリビルドされている様ですが、タペットブロックなどは
アーリーショベル時代の純正パーツへと交換等されていますので
現代のようにレプリカパーツが製造される前の時代の
70年代半ば頃のリビルドであると思われます。



パンヘッドモーターならではの造形美は
薄いDリング仕様のパンヘッドカバーで、
パンヘッド前期型ならではのルックスです。
エアクリーナーカバーは当時のHellingsです。


オリジナルVINナンバーでケースも非常にソリッドです。



1949年品番の純正フロントヘッド



1950年品番の純正リアヘッド
前後共にデイトコードは "11 2"で共通の番号です。


48 品番の純正フロントシリンダー



同じく純正のリアシリンダーは1950年2月のデイトコートが確認できます。



カムカバーのボルト類もオリジナルのマイナスネジがキープされていますが
これらもリビルドされた年代によりヘックスボルトやコーンナット等に
変換されていることも多く、こちらのモーターは純正度の高さもさることながら
ソリッドな当時のままのサバイバーである事が伺えます。
またオイルポンプや各部のエンジンボルトまで
当時のままの純正パーツが残っていることも確認できます。


年式マッチングのパンヘッド純正マッチングの
ウィッシュボーンフレームは1960年代後半から70年代初頭にかけての
当時のトレンドであったモールディングが各部に残ります。


リアアクスルプレートにかけてのフレームラグ部分にもモールディングが
残りますが、チョッパーでは一般的にカットされてしまうツールボックスマウントや
アクスル部のタブ、マフラーステータブまで切り取られる事が無く
残っているのは非常に稀であり、フレームの状態の良さを伺い知れます。



同様にフレームダウンチューブ部も丁寧なモールディングが残り
サイドカーループもカットされること無く完璧に残っている状態の良いフレームです。



1948年から登場の初期モデルの125 Model S (通称ハマー)の
オールドペイントガスタンクは、現代のエイジングペイントでは
決して再現できないリアルなサバイバーです。


初期型のタンクのみイグニッションキーが左側に付き、純正のイグニッションカバーまで
残っているのも非常にレアです。カバー同様にガスキャップも経年によるヤレ具合も
タンク全体で違和感無く独特の雰囲気を醸し出しています。


1948年中期に販売が開始された125 MODEL S は1955年より
正式に"HUMMER"と言うネーミングに変更され
(ネーミングの由来については、またの機会にご紹介させて頂きます)
そのネーミングも55年から59年の125ccモデルのみとなりますが
これらの小排気量モデルのタンクを総称して、現在では通称で"ハマータンク"
と呼ばれています。

またこれらのモデルは、当時ダートやバイク入門編として
気負いなく扱われることも多かった様で、
クラッシュなどでタンクに大きな損傷がある物が多いでが
こちらのオールドペイントのタンクは大きな凹みなどなくソリッドなシェイプです。


フロントフォークは+6インチオーバーのセットアップで
こちらも元々のベース車両に装着されたままの状態です。









フロントフォークも当然すべてのリビルドを行い
ホイールはハブのリビルド、スポークの点検、バランシングも行い
メカニックにより経年劣化により危険と判断されるスポーク類は
リスクの少ない物へと交換となります。


ブレーキ関係もフルリビルドを行いシューの張替えから
初期の当たり出しまでの慣らしも行います。
当時のドラムブレーキであっても正しくリビルドを行い、
既存パーツの状態を把握し分析、必要箇所を修正と調整を行っていく事で
現代の交通事情でも必要にして十分な制動力を得られます。
ブルーグルーブでは社外品のブレーキシューなどは極力使わずに
1台1台に合わせスペシャルショップにてシューを制作し組付け
調整を行っています。



6インチオーバーのスタンスは車体が大きくなり
フレーム前方も持ち上がるオールドスクールなルックスとなりますが
一度走り出してしまえば、さほど重さも感じず
低速時の車体の動きを掴みコントロール出来れば
平均的な日本人の体格の方であれば、操作とクセに慣れてしまえば
楽に乗りこなす事が出来ます。



オールドクロームのビンテージシーシーバーは
キャンプなどの際にダッフルバッグを括り付けるのにちょうど良いサイズです。



ビンテージソロシート+ピリオンパッドのセット



リアホイールはオリジナルの16インチで
純正ハイドラのワイドグライドフォークとマッチします。
オイルタンクも純正となります。



オリジナルのメカニカルリアブレーキも
フロント同様に、当時の機能のまま
ベストパフォーマンスを引き出せるようにリビルドを行います。



続てはBサイド(車体左側)のご紹介です。


オールドスクールチョッパーの定番である
ジョッキーシフト / スーサイドシフトのセットアップ


これらは車体の機能をシンプルに簡素化し、そのルックスや
操作性を楽しむ事の他に、ランやロードトリップのメカトラブル時や
メンテナンスを行う際にも整備性が良いという利点もあります。


ジョッキーシフトの操作には当然慣れが必要ですのでブルーグルーブでは
ご納車前 / ご納車時に必ず安心して操作できる様になるまで
レクチャーを行わさせて頂きます。
このチョッパーセットアップの操作方法に関しては、当然現代のバイクとは異なり
特に交通量の多い都市部での運転など不便と感じる方も当然いらっしゃるかと思いますが
一度慣れてしまうと、通常のクラッチ操作より楽に感じる様になり
また操作する度に楽しめる事でもあります。


しかしビギナーの方にとっては、先ずはエンジン始動や
バイクの取り扱い全般に慣れるまでは当然時間を要しますので
その上にジョッキーのセットアップがハードルが高いと言う場合は、
なるべくリスクを減らし安全を確保したいので、
オプションとして当時のハンドクラッチ用のマウストラップを使い
通常のバイクt同じ操作方法である、ハンドクラッチ/フットシフトの
操作方式へ変更も可能です。


ブルーグルーブでは、現代まで生き延びたサバイバーバイクや
各ビンテージパーツに至るまで、それらに最大限の敬意を払い、
ベストを尽くしたリビルドを行い、再び火を灯し現代に魂を呼び起こす様な感覚で
それまでに何十年とそのバイクと共に培われてきた
錆びやスクラッチも含めたそれらのストーリーの引き継ぎを行うかの様に
それぞれのバイクの持つキャラクターを活かし
この時代の日本の新たなオーナー様へそれらを託し、
次の世代にも引き継いでいける様なビンテージハーレーを
ご提供させて頂いています。

これらの作業を1台1台に対して行うには、膨大な時間を費やす事となり
ブルーグルーブで手掛けられる数は年間限られた台数となっておりますが
これらを同じバイブスを持ったご縁のある方々へお届けさせて頂ければと思います。




1951 PANHEAD SURVIVOR CHOPPER

乗り出し価格 (税込み) \6.800.000-

輸入新規 3年登録
エンジン/ミッション 車体回り全てのオーバーホールを行います。

その他詳細や納期につきましはお問い合わせください。


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